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そしてボトルは空に…★JEEP島ストーリー

  

ジープ島から先日帰ってきました。それにしても不思議な感覚に包まれている。。
ず~っと頭の芯が何かに固められたかのような・・・。
でもこれは決して悪い感触のものではない。むしろボ~っと心地いい♪
「考える事」を、脳が拒絶しているかのような感覚。 ̄○ ̄;)

いつもは東京に戻れば、良きにしろ悪しきにせよ(笑)、
すぐにこの都会生活に順応してたものが、
今回ばかりは、その順応を拒む何かが蓄積されてきたようだ。。

とにかくこの島は「考える事」を拒む。大自然の中に身を浸し、
全てを受け入れ、全てがこの世界の中で完結し、細かな事はもうどうでもよくなってくる・・・。

これはとても素敵な事だけど、
戻ってきて「ジープ的なるもの」を、どうこの真逆で忙しい日常の中に織り込んでいくか。
どうその良質なエキスを取り込み、スローライフとして、生活を構築し直していくか。。

2年ぶりに訪れ、もはや僕のライフワークの中に、しっかりと根を降ろし始めているのかもしれない・・・。


元々この島には、小屋も何もない全くの無人島だった頃から訪れている。
そしてこの島のコンセプトが、モルジブのような人工的なリゾートにするのではなく、
『ありのままの素朴な無人島に滞在する』、、まさにその事にウエートを置いてきた。
またそれが、この島をひときわ個性的に、魅力的に際立たせているのだ。

初期の頃は小屋も小さかったので、プライベート感覚を重視するため、
テントを持っていって張ってステイしていた。
だからこそ、僕の中ではこの島は永遠に「漂流する無人島」なのです。☆[゜ー^]


久しぶりの上陸。でもこの島はいい意味で何も変わっていなかった。。
まず、その事に乾杯だ!

持っていった1つ目のアイテムが、このイルカのショットグラス。
この島には必要最小限の物しか置いていない。
「無人島」というコンセプトだから当然だよね^^
だからちょっとした小物がとても生きてくるのです。(´_ゝ`)y-~~~ 


そして2つ目が、
皆が楽しめるようにと島に置いてきたイルカの風鈴。
風にそよぐと、とても爽やかな音色を奏でてくれるのです♪


遊んでくれたイルカ達の姿がオーバーラップする。


まるで輝く波間を、嬉しそうに飛び跳ねているかのように・・・。


今回持参した酒のボトルは6本。
それに他のゲストの方がグアムで購入したものが2本で、全部で8本。
8日間の滞在で8本。。BAR JEEPは今回も充実しそうだ。(^◇^)

それにしても、何故これほどまでにこの島にはボトルが似合うのだろう?
そのヒントは「ボトルシップ」にある気がする。
あの空のビンに船の模型が入ってるヤツ。「ボトルレター」もそうだな^^

酒のボトルには「漂流」のイメージがある。
流されて波打ち際に横たわるボトルには、どこから流れ着いたのだろう?と、
想像力をかき立たせるものがある。
そして酒が残っていても空であっても、それはすなわち時間の象徴だ。
沢山のものを見、感動し酒を飲み、語り、笑い・・・。
そういった時間の流れを、ボトルが静かに語ってくれるのかもしれない。☆彡

記憶のレクイエム・・・。


いい感じの黄昏時になってきた。
いよいよ本格的に飲み始める時間だ♪


そして月が出て、トワイライトな光が降り注ぐ。
常にオープンエアなので、光の移り変わりと共にいられる悦楽。(≧∇≦)


そんな時にちょっと遊び心を演出してくれるのが、
この3つ目のアイテムの、光るコースターだ。
(これも島に寄贈してきた)


月が天上に輝く。これぞムーンライトBAR!♪
波の音に包まれて・・・。
僕は、ここが世界一贅沢なBARだと思っている。☆[゜ー^]

★8つのボトル・ストーリー

ここからそれぞれの酒を、ちょっとだけ紹介してみよう。
その酒のイメージを、今回の海のシーンになぞらえて。。
何故なら、目を閉じると浮かぶのは、不思議と海の中のシーンばかりだからだ・・・。


まずは、タンカレー・ジン「ランプール」41度。
これは最高だった!
柑橘系で、爽やかで、純度が高くて。・゜゚・*:.。..。.:*
僕の中では、もはや『ジープといえばランプール・ジン』。
これで決まり! ボトルのデザインも島に似合ってるし。☆[゜ー^] 


イメージは、ハウスに回遊するウメイロモドキの群かな^^
爽やかで軽やかで、まさに夢の世界に連れていってくれる。・*:..。o○☆*゚¨゚゚・


そして同じくジンで「ヴァン・ゴッホ」47度。
ランプールとの飲み分けが心地いい^^ 同じジンなのに、方向性が全く違うからだ。
しっかりと個性的で深い味わい。。


となると、サンパラのドリーミーな根かな^^


次は目先を変えて、ウォッカ。
ジンと同じく「ヴァン・ゴッホ」40度。
この2本のペアは、もうボトルに惹かれて持っていったのです。(笑)


ウォッカ特有の静かな透明さには、
ナンヨウハギの舞いを選んでみようか^^


そしてゲストのkazさんが持ってきたテキーラ、
「パトロン・シルバー」40度。
すっきりとした飲み口だ。


明るい純度の高さは、このハウスのシマハギの群かな^^


更にPさんの旦那さんが持ってきたテキーラ、
「プエルト・バラルタ」40度。


とにかくテキーラの命は、メキシコの陽気さだ!
これは、ドルフィンスイムのシーンによく似合う♪


そして、僕が最近一番気に入っているシングルモルト、
「アードモア」46度。
潮臭く、そして透明な力強さがある。


もうこれは、ダイナミックなミクロネシアの海そのものの味わいだ!


更にもう一本のシングルモルト、
「ハイランドパーク」43度。
僕が最初に魅せられた王道の一本。


これは、富士川の船室のシーンだろう。。


最後にバーボン、
「ワイルドターキー12年」51度。


そのストロングで冒険心をそそるワイルドな味わいは、
まさに世界一の青・キミシマブルー!ヽ(´ー`)ノ


結局8日間で全て呑み尽した。一滴も残さずに。。


それはまさに8日間の「時間と記憶」の結晶だった。。。


それを全て海に流して・・・。


また来年こよう。最後にこんなフレーズが浮かび上がった。
ヘミングウエイに、「海流の中の島々」というバハマのビミニを舞台にした小説がある。

ビミニは遠いが、そのエキスは僕らがすぐ行ける、身近な海域にも流れている。☆彡
ミクロネシア=小さな島々。。

 海流の中の小さな島々
ミクロネシアン・ドリーム
ジープアイランド

今回、ジープ島がテーマのフォト日記はこれだけにして、
たくさん持ち帰った写真やエキスは、
BBSの「★オミヤゲ話&写真by夢雲」で、シリーズとして展開しています。
http://www.jeepisland.com/bbs/topic.php?id=37

興味のある方は、こちらも是非ご覧くださいね~\(^o^)/

ジープ島、Jeep島