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JEEP時間01★昼下がりのボサ

さて、いよいよ『夢雲のフォト日記』をスタートさせます。
テーマは、『JEEP時間』☆彡

もうかれこれ、20回以上に渡って行っている島。
それでも、行くたびにまた違った新鮮な気分を味わえるから不思議だ・・・。

島はこの12年間、いい意味でほとんど変わらないにしても、 少しずつ変化を感じるし、
何よりも一年ずつ自分も歳を重ね、感じる視点も変化していくからだろう。
世界中をいろいろ旅したい私でも、 こんな場所が地球上に一つでもある事が嬉しい^^

さて前回行った昨年の5月は、10日間の滞在日程で、初日から風が強くストームも来たりで、
ずっと天候が不安定な状態が続いていて、、結局、キミシマには行けず・・・(〒_〒)
私にとっては、これは初めてのケース。。。

『ジープは遥かなる環礁:キミシマへ挑む為の、ベースキャンプ的側面を持っている』
と、常々思っている私にとって、これはちょっと残念な結果だった。。。
(例えば、ヒマラヤの登頂に挑む、ネパールの奥深いオアシス的な場所のごとく)

でももちろん、そんな中でも、ハウスリーフをスノーケリング&ダイブをしたり、
午後から晴れてサンパラや富士川に行ったり、ドルフィンスイムをしたり、
月や虹や満天の星を見たりして、とっても充実した時を過ごす事が出来た。

逆に天候に強弱があって、風も弱まり晴れ上がった時の喜び、、
それはとてもメリハリの利いた、感性を刺激するシャープな時間だった。

と同時に、昼間も島に居る事が多く、
今回はじっくりとこの島を皮膚で感じる事ができたような気がする。

最近では、フジTV・世界の絶景100選でこの島が放映され、
視聴者投票で第1位に選ばれたりで、、
この島の魅力が多くの人に伝わり始めているのは、とても嬉しい事だ^^

世界中を見渡しても、こんな個性の際立った島は、二つとない。 それだけは確かだ。
『その理由は?』 そして、『ジープとは何か?』。。。

それはこのブログでも、私なりの視点でおいおい語っていくにしても、
何よりも、頭で考える以上に「感じる」事だと思う。

で、今回のシリーズでは、一日の時々に訪れる、
そんなさりげない空気感を身にまとった、「気分」を再現してみたい。

◇ ◇ ◇

今回一番印象に残ったのは、島を24時間包み込む「音」だった。
環礁内の穏やかな波の音。
それがこの小さな島の360度から聞こえてくるわけだから、 考えてみれば凄い事だ。

そして常に貿易風として吹いてくる風が、椰子の葉を揺らす「葉ズレ」の音、
そこに時折、ミツスイの綺麗なサエズリが混じり、
現地スタッフの弾くウクレレの音が、どこからともなく長閑に聞こえてくる。

コテージの中には物を取りに行くぐらいで、 眠るのも、満天の星の下で寝る方が気持ちがいい。
そんな、ほとんど24時間、外気と上記の音にさらされた「素朴な無人島生活」の中で、
徐々に不思議な酩酊感に包まれていく・・・。
もうそれだけで充分だ。自然のサウンドに勝るものはない。 他に余計な音はいらない。

ただ、長期で滞在している場合、ふっと気が向いたら、 何かサウンドをかぶせてみるのも悪くない。
それは例えば風鈴であったり、生ギターであったり・・・。
そのぐらいの変化はあってもいい。

今回はボサノヴァだった。
島を包む波の音と、CDミュージックとのコラボレーション。
波の音が、より鮮明に耳に入ってくる。 自然にオーバーラップする、極上のミキシング。
そして風景までをも、ビジュアル的にクッキリと浮かび上がらせていく。

そんなシーンを、写真と言葉でお届けできたら。。。♪


何もしない、ポカ~ンとした空白の時間。


椰子の葉が、涼やかで心地いい日影をつくり、
光の角度で、時にはハッとするほどの造形美を形づくる。


島を訪れたアジサシがくつろぐほど、
風は青く穏やかだった・・・。


イソシギの向こうの白い波を見つめ、
ミツスイのサエズりに耳を傾ける。


陽射しは透明な色彩を創りだし、


寡黙な影のマドロミの中に落ちていく・・・。
そして島は、ゆっくりと物語を語り始める。


そんな椰子の葉影のゆらぎに陶酔を感じる時、
波の音に、そっとボサをかぶせてみる。

あとは、一杯のジンがあればいい・・・。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=84nX_9vRjPY[/youtube]
セルソ・フォンセカ&ロナルド・バストスの、
『スローモーション・ボサノヴァ』からの一曲をかぶせてみる。
これが今回の旅のテーマ曲になった♪

本格的な録音ではないので、
波の音が、「ザー」としたノイズのように聞こえて全然イマイチだけど、
ほんの僅かでも臨場感が伝わってくれれば☆[^ー゜]

そして今、この曲を聴きながら日記を書いている。
それは写真を見て呼び起こされる記憶と違い、 また別のところで覚えている、
様々な情景が走馬灯のように甦る不思議な記憶からだった・・・。


ジープ島、Jeep島