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JEEP時間06★白と青に溶けて

  

さて、久しぶりになるジープ行き、、これを6月に決めました^^
やはり「生」が一番! 今から楽しみです♪

おかげさまでジープ島は、震災の影響での渡航者の減少もほとんどなく、
皆さん積極的に予約し行かれています。
やはり美しい無垢の海洋大自然に浸り、「今だからこそ」のリフレッシュ!
これですよねっ☆[゜ー^]

皆さん是非行かれて、スカッとしちゃいましょう! !\(^o^)/

それで、今回のテーマは、島から行くオプションツアーで大人気のサンドパラダイス。
トラック環礁のシンボルとも言うべき、
白砂とエメラルドの海と、珊瑚と魚たちの楽園。

その中にまさに溶解し、
溶けていくかのような爽やかな時間を抽出できれば♪


ここの海の色は、いつ見ても感動的だ。
幾重にも青の層が分け合い、重なり合い、広がっていく。
これは必ず心の中にしまっておかなければならない色・・・。


そして、砂州だけの島を目指す。
昨年までは細長く、木も生えていたのだけど、
波に洗われ、見事に様変わりしていた。
名前も新たに、「パラダイスビーチ」と名付けられる。



上陸する。
白い砂と海の青、、刻々と雲が流れていく空と、地表を流れる風と・・・。


シンプルである事、、その、なんとゴージャスな事よっ!

 

波は、ただ静かに地球の歌を奏で、


打ち寄せられたボトルは、漂流のストーリーを語る。
全ては悠久の時間と共に流れていく。
どこへ自分も流れていくのか、、そんな事を想いながら・・・。


いずれにせよ、ここに居ると思考力はゼロ。
今はただ、このシンプルな時間に身をまかせていたい。


そして、誘われるように、大気と海中の狭間に漂ってみる。


いつも、この別次元のハザマの事を想う。
そんな、陸と海が融解し、溶けていくかのような「キワ」が好きだ。


稚魚の群れが、ス~ッと通り過ぎていく。


人も魚になれるのだ。


地上と海中を隔てる水面の幕が、心の中で融解した時、
ある種の陶酔が訪れる。

太陽の光がサンサンと降り注ぐ、浅い海中。


そこには珊瑚の花畑が広がっている。


それは地上よりも密度の濃い、生命力に溢れた世界。


美しい魚が、何の躊躇もなく通り過ぎる。
水中の生物達の、この大らかさも大好きだ。


そこには、「生を謳歌する営み」があるだけ。
何も考えない、、何も思いつかない・・・。


水が結晶化したような魚達の動きに見とれ、


喜びを体現しているような黄色い魚達の流れに同調し、


宝石のような青い魚達の群落のパターンに酔いしれる。


魚達と一緒にまどろみ、青の世界を共有する。
それはとても素敵な事だし、落ち着いた心の充足を感じる。

太古に自分がここに居たのかもしれない、、
そんなDNAに刷り込まれた記憶が甦ってくる。
遥か昔、我々は海に住んでいたのだから・・・。


ふと岩の隙間から望む光景にハッとした。
それはまさに、ロジャー・ディーン
http://rock.princess.cc/RockerRoom/RogerDean.html
の描く、幻想絵画のようだった。
彼のモチーフの象徴の、
キノコのような不思議な造形的珊瑚が見え隠れしている。

ずっと私が憧れ続けてきたものが、
このディーンの描くような、「どこか見知らぬ大地」。
その甘美なイマジネーションを最も刺激してくれるのが、 この水中の景観だ。

だから、狂ったように潜り続けてきたのかもしれない。これからも^^


そして溶けていく、、光の白と、海の青の中に・・・。

ジープ島、Jeep島