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* INFOコーナー *

2020年04月30日

◆そして大気は、一瞬「薔薇の花」を咲かせる(@_@;)【JEEP時間”一日の流れ”シリーズ by三輪アキラ vol.09】

ゆっくりと太陽が西に沈もうとしている。いよいよ、最初のクライマックスだ。完全に沈み終わった後、火のようなバーミリオンで、あたりを染め上げる。

その後、残照は不思議な色彩を刻々と変化させながら、この「時」を包み込む。
ブルーとローズが交じり合う、天空のカクテル。その名も「ラベンダー・イリュージョン」。ほろ苦く、甘酸っぱい。。

そして静かに「祭り」が始まる。

さあ回れ、どんどん回れ。踊りながら全てを身にまとい、風に吹かれながら全てを振りほどいて。

更に一瞬、遥か外洋の表層にいるような「冷たい炎のようなコバルト」に包まれる。
一瞬だ。でもこの一瞬は、絶対に見逃してはならない。

最後のクライマックス……。

後はモルトの琥珀が、沈みゆく「蒼の時間」に、ポッと火を灯してくれるだろう。

やがて徐々に闇が忍び込み、プルシャンブルーからインディゴに変わり、星がクッキリと現れ始める。

夜は少しずつ、少しずつやってくるのだ。。

漆黒の時間になるギリギリまで、その色を感じていたい。見届けられる、ギリギリまで。海の底に沈んでいくように……。

-PS- 実は3枚目はハナエ。この時はこんなに小さかったのですねぇ(^-^)
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さて、コロナ禍で、皆さんも大変なストレスを抱えているかと思います。そんな中で、少しでも気持ちを前向きに明るくできればと思い、このシリーズを始めました。

この事態がある程度収まり、またジープ島に行ける日が来る事を願い励みとして、この難局を乗り越えていきましょう(^-^)/

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当サイト管理人:三輪アキラ

2020年04月26日

◆レモンスカッシュのような爽やかな大気の中で(^-^)【JEEP時間”一日の流れ”シリーズ by三輪アキラ vol.08】

ジープ時間。。それは例えば、こんな風に表現してみたらどうだろう。
『都会では、時計の針が時を刻む。ジープ島では、太陽と月の角度が時を刻む。』

特に夕暮れ時に、それは顕著に現れる。16時を過ぎ、『じゃあ、そろそろ帰るわ、、また明日。』と、ガイドスタッフ達がボートに乗り込み、本島の方に戻っていく。手を振りながら、ちょっぴりアンニュイな一日の「節目」を感じる。

この一時が好きだ。島に残ることで、どこかモノウゲで、どこか「漂流の匂い」を身にまとえるからだ。。

ボートが停泊していない、人の少なくなった小さな島。それは外部と遮断され、いよいよ「無人島」の輪郭を仄かに漂わせ始める。
そしてここからが、この島の真骨頂なのだ!♪(´ε` )。

太陽が西の空に傾き、波光がキラキラと海を輝かせ始める。そして天空に、刻々と「色彩の魔法」がかかっていく。
360度の空に囲まれた、この小さな島ならではの、大スケールの魔法が(@_@;)

まず水面に、シルバーな光の粒が舞う。この頃から既に夕暮は始まっているのかもしれない。
昼間の活動的な時間と違って、フッと心が漂白されていくような静かな時間だ。。

そしてメタリックでシャープな水面に、少しずつ黄味が混ざってくる。 レモンスカッシュのような、爽やかな大気と共に。そして徐々に、刻々と絞りたてのオレンジに変わっていく。

それはまさに「時間が染まっていく」感覚だ(@_@;)

そんな色彩の変化を楽しみながら、今日出会った「青のシーン」を想う。クッキリと脳裏に浮かんでくるまで……。

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さて、コロナ禍で、皆さんも大変なストレスを抱えているかと思います。そんな中で、少しでも気持ちを前向きに明るくできればと思い、このシリーズを始めました。

この事態がある程度収まり、またジープ島に行ける日が来る事を願い励みとして、この難局を乗り越えていきましょう(^-^)/

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当サイト管理人:三輪アキラ

2020年04月22日

◆ジープ島には、キリリと冷えたジンがよく似合う☆彡【JEEP時間”一日の流れ”シリーズ by三輪アキラ vol.07】

もう、この島以上に酒のが似合う場所を他には知らない。。
今なお「無人島」の原型をとどめ、海洋大自然の息吹の中で飲む酒は、おそらく東京で飲む100倍は旨いんじゃないかな。いや、ほんと!(@_@;)

そして、ボトルを見ながらでなきゃ酒は旨くない。限りなく透明な大気の中で、酒精は妖精のように舞い降り、心は無限に開放されていく。。

今回はシリーズ13編のちょうど中日。そこで、この時持っていったお勧めのジンを紹介してみよう。お酒が飲めない方は、せめて雰囲気だけでも。(^。^)

まず一つ目は「シタデール・44度」。

この酒との出会いが、ジンの概念を劇的に変えたと言ってもいい。様々なスパイスがほどよく溶け込み、既にマティーニのような味わい。
この島で出会い育まれたので、まさにここのシンボルのような酒だと思っている♪

そして「タンカレーTEN・47度」。

これはあのタンカレーの純度を、グ~ンと高めていったプレミアムな逸品。
『いいジンは割って飲んだらもったいない』、そう思わせてくれ、そのものの中にジン本来の深い味わいがあると教えてくれる。。

更にこの時初めて持っていった「ヘンドリックス・44度」。

もうこれは、脳天を打ち抜かれたような衝撃だった。 ̄○ ̄;)
オレンジのように仄かで軽やかな香り。そして、もうこれ以上精製できないと思わせる、限りない純度。。最高クラスのジンである♪

「ジンクリアウォーター」という言葉が好きだ。元々、カナダやNZの澄み切った川の流れを例える言葉だけど、このジープ島でもそれが当てはまる。

ジンのように透明なこの海と供に、一杯やろうじゃないか。( ゚_ゝ゚)ノ

飲むタイミングのベストは、陽が傾き、うっすらと空が染まり始めた頃がいい。大気は永遠と透き通り、脳髄の方もアッケラカ~ンと空白になっていく、その瞬間!

ジンとは、「カラッポ」になれる酒だ☆彡
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さて、コロナ禍の終息のメドは未だ立っていません。。自粛自粛で皆さんも大変なストレスを抱えているかと思います。
そんな中で、ここでこのシリーズを始めた事はとても良かったと思っています。

この事態がある程度収まり、またジープ島に行ける日が来る事を願い励みとして、この難局を乗り越えていきましょう。
僕もご他聞に漏れず「火の車」ですが、アップしていく事で、自分自身も不思議と癒されていますよ(笑)

ジープ島の、とある一日。。朝を迎えるまで残り6編。だいたい中2~3日で、爽やかで美しいシーンをお届けできたらと思います(^-^)/

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当サイト管理人:三輪アキラ

2020年04月19日

◆スコールの後の虹に、えもいえぬ感動を(^-^)/【JEEP時間”一日の流れ”シリーズ by三輪アキラ vol.06】

ボートトリップからジープ島に戻るや否や、大きな雨雲がやってきた。スコールが来そうだ!

ここは360度、全ての天空が見渡せる。それに地球の自転によって起こる貿易風が常に吹いているので、『天気とは東の空からやってくるもの』というのを実感する。

それはとてもナチュラルで、気持がいい程シンプルな法則だ。雨は地球の水の流れの一つ。言わば血液のようなものだから☆彡

とりあえず東屋に入って雨宿りだ。(´_ゝ`)y-~~~
このシチュエイションと色彩の豹変ぶりが、島と自らの意識の陰影を実に豊かにする♪

そして通り過ぎる雨雲の隙間から太陽が顔を出し、美しく雄大な「雲の造形」を形づくる。その自然界の光の演出を見ているだけでも、飽きる事がない。

更に、くっきりと虹が現れる。ここでは、さも当たり前のように。でも、いつでも幸福を運んできて来てくれるような感動を覚える\(^o^)/
東京の自宅にいる時を振り返ってみても、10年で2回ぐらいしか見ていなかったのにねぇ(笑)

出ればほとんど180度で、しかもダブルレインボーに。これは、考えてみれば凄い事だ! でも、それがここでは日常の光景(@_@;)
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さて、コロナ禍の終息のメドは未だ立っていません。。自粛自粛で皆さんも大変なストレスを抱えているかと思います。
そんな中で、ここでこのシリーズを始めた事はとても良かったと思っています。

この事態がある程度収まり、またジープ島に行ける日が来る事を願い励みとして、この難局を乗り越えていきましょう。
僕もご他聞に漏れず「火の車」ですが、アップしていく事で、自分自身も不思議と癒されていますよ(笑)

ジープ島の、とある一日。。朝を迎えるまで残り7編。だいたい中2~3日で、爽やかで美しいシーンをお届けできたらと思います(^-^)/

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2020年04月15日

◆竹島で、色鮮やかな南国の花々を愛でる時☆彡【JEEP時間”一日の流れ”シリーズ by三輪アキラ vol.05】

ジープ島への帰りギワに、ちょっと竹島に寄ってみましょう。

この島は夏島に隣接していて、ちょうど本島のBLRとジープ島の中間ぐらいの位置。更にドルフィンスポットや富士川丸のすぐ近くなので、休憩に寄る事が多いのです。

美しい花々が咲き誇っていて、水中で青く染まった目(笑)を、その色彩で楽しませてくれますよ!(^-^)


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★初めてジープ島を知った方は、まずは【当サイトのナビゲーションとごあいさつ】をご覧下さいね。

★詳しい渡航規制状況は【在ミクロネシア日本国大使館サイト】でチェックしてみて下さい。

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当サイト管理人:三輪アキラ

2020年04月11日

◆サンドパラダイスの水中で、白と青の世界に溶けていく。【ジープ島 時間シリーズ by三輪アキラ vol.04】

そして誘われるように、大気と海中の狭間(ハザマ)に漂ってみよう。 海に入ると、いつもこの際(キワ)のことを想う。そんな海と陸が融解し、溶けていくかのような感じが好きだ。

太陽の光がサンサンと降り注ぐ、浅い海中。そこには珊瑚のお花畑が広がっている。それは地上よりも遥かに密度の濃い、生命力に溢れた異世界。。

美しい魚が、何の躊躇もなく通り過ぎる。水中の生物達の、この大らかさも大好きだ。そこには、「生を謳歌する営み」があるだけ。

何も考えられない、何も思いつかない……。

水が結晶化したような魚達の動きに見とれ、喜びを体現しているような流れに同調し、宝石のような青い群落のパターンに酔いしれる。。

魚達と一緒にまどろみ、青の世界を共有する。それはとても素敵な事だし、落ち着いた心の充足を感じる。
そして太古に自分がここに居たのかもしれない、そんなDNAに刷り込まれた記憶が甦ってくる。遥か昔、我々は海に住んでいたのだから……。

ふと、岩の隙間から望む光景にハッとした。それはまさに【ロジャー・ディーン】の描く、幻想絵画のようだった。
そのモチーフの象徴でもある、キノコのような不思議な造形的珊瑚が見え隠れしている。

ずっと僕が憧れ続けてきたのも、このディーンの描く「どこか見知らぬ大地」だった。そのシュールなイマジネーションを最も刺激してくれるのが、この水中の景観だ。
だから、これまで狂ったように潜り続けてきたのかもしれない。。

そして溶けていく。光の白と、海の青の中に……。

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2020年04月05日

◆ジープ島から行く、人気のサンドパラダイスへ☆彡【JEEP時間”一日の流れ”シリーズ by三輪アキラ vol.03】

さあ、いよいよボートに乗ってのハーフデイ・トリップ。
今回はここ。トラック環礁のシンボルとも言うべき、白砂とエメラルドの海。そして珊瑚と魚たちの楽園だ。

その中にまさに融解し、溶けていくかのような爽やかな時間を抽出できれば(^-^)
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ここの海の色は、いつ見ても感動的だ。幾重にも「青」の層が分け合い、重なり合い、広がっていく。。これは一生心の中にしまっておきたい色……。


そして、砂州だけの島を目指す。その名も「パラダイスビーチ」。
白い砂と海の青、刻々と雲が流れていく空、地表を流れる風、それ以外何もない。。シンプルである事、そのなんとゴージャスな事よっ!(@_@;)


波は、ただ静かに地球の「歌」を奏で、漂流の「物語」を語る。全ては悠久の時間と共に流れていく。どこへ自分も流れていくのか、そんな事を想いながら……。


ここに居ると思考力はゼロ。今はただただ、この無垢な時間に身をまかせていたい。(´_ゝ`)
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2020年04月01日

◆ジープ島のハウスリーフは、まるで「水の大気」のよう☆彡【JEEP時間シリーズ by三輪アキラ vol.02】

さて、また時間シリーズに戻って。もう、かれこれ30回以上もジープに通っているのですねぇ。でも、その一つ一つに思い出があるし、その時々のムードってあるんだなぁ。

このシリーズも、そんなとある一つの渡航(ツアー)に写真を絞って、その時の気分にこだわってみましょう。

この時は振り返ってみても、とても穏やかで、まさに「ボサノヴァ」だったのです(^-^)
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気分は、そろそろ「海」かな♪

ここには海と陸を分け隔てるものは何もない。海の上で生活している様なものだから。そして気が向いたら、いつでもシュノーケリングで「水中世界」を感じに行ける。

それは、この誘(イザナ)ってくれる透明な水のおかげだ☆彡

水中は陸上よりも遥かに密度が濃く、生物達が穏やかにゆったりと暮らす世界。。
驚くほど多様な種が混在し、仲良く共存し、生を謳歌している。そこは平和な原始のままの空間。・*:..。o○☆*゚¨゚゚・

魚達は生きている宝石のように美しい。そして自らも、ただの「一匹の魚」になれるという、究極の空白、極限の同化。。 そのなんとも心地いい事!(≧∇≦)

海に入ると「時」は太古から変わらずに、止まったままのように感じる。意識は限りなくカラッポになっていく……。

地球は空気という大気の繭(マユ)に守られている。でも、この水中の大気の方が遥かに濃く、安心なような気がしてくるから不思議だ。(^。^)
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